水曜日, 6月 22, 2022

口だけマスク(鼻出しマスク)に適したデザイン

 理由についてはいろいろと考えられるが、多くの日本人が、義務ではなく薄弱な根拠で推奨されているだけのマスクをする習慣から離れられないでいる。個人的には、(と言っても信頼できる専門家や識者の意見に従っているわけだが、)全体としてはメリットは殆どなく、いろんな面で弊害の方が大きいと思うし、そういう意見を持つ専門家や識者も多いことは明白である。ただ、多数の専門家が述べているように、ウィルスを含んだ飛沫の飛散をある程度は防止できるという点においてはだいたい合意されているので、マスクを着けたい人あるいは他人にマスクを要求する場合は鼻出しマスクあるいは口だけマスクで十分であるという考えが成り立つし、実際、そういう使い方をしている人も多いのが現実である。そこで、そういう使い方をし易いようなマスクのデザインが望まれるとも言えるのである。

そういう考え方からいえば、テレビで時々見られるように一部の芸能人などがプラスチック製の最も簡単で小型のタイプなども意味があるが、やはり日常的には使いにくいだろう。今最もよく使われている大きな紙マスクなど、適当に変形させて使えるようにも思われる。ただしそれでも横幅が広すぎるように思えるが。

とくに鼻に密着して鼻呼吸に対応するようなデザインも何種類かあるように思えるが、そういうものも鼻呼吸に障害が生じないような開放的なデザインに変えることもできるように思われる。

個人的で多少は感情的な意見で恐縮だが、あの目から下を完全に覆うようなバカでかいマスクや見るだけで窒息しそうな気分になる密着デザイン、あるいは、これは呼吸には楽かもしれないが覆面のように下に垂らした黒いマスク姿などを見ていると本当に気が滅入ること限りない。

逆にこちらが偏狭なのかなと思うこともある。あれだけ不快なマスクを着けながら明るく楽しそうに、屈託なく振舞っている人たちを見ると、尊敬の念さえ生じるときも無きにしも非ずである。とはいえ、今の現状は、心身の健康と良俗にとって、それ以上に子供の教育にとって好ましいものではない習慣であるとの考えは、変わらない。多くの信頼できる専門家、識者、常識人と同様に。

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