月曜日, 1月 09, 2012

タブレットPCその後と今後のPCとの付き合い

(今回も前回に引き続きタブレットPCの使い勝っての報告のような形で、PCに関するあれこれを、特に視覚に関わる作業性にこだわってメモしておきたいと思います。)


これまでのところ、タブレットPCの入力にはまだまだ問題が多く、思うようにならない点が色いろあることは確かだ。困ったのはグーグルクロームでブロッガーの記事を入力中は、日本語を一文字づつしか確定入力できないことである。これは何なのだろう。同じクロームでもG-メールではそんなことにならなかったのだが。これはタブレット付属のsimejiという入力ソフトでもグーグルの日本語入力システムβでも同じである。ちなみにATOKの試用版はもう期限が切れたので確認しなかったが、多分同じことだろう。原因は入力システムの方ではなさそうだから。

ただ、このように使用中ソフトの影響を受けやすいのはやはりまだ問題が多いということだろうか。

さらにそれ以前の問題としてやはり10インチタブレットでも画面のキーボードはやはり小さくて縦にすると両手では無理である。片手で入力せざるを得ないが、片手で入力することはメリットでもある。筆記用具は片手で使うのが本来の姿である。手書き入力は試したことがないのでわからない。


こんな訳で、入力に関しては問題があるものの、画面の見やすさ、読みやすさは、今では断然タブレットPC、あるいはスマートフォンなどの携帯端末が優れていると思う。ノートパソコンでも同じくらいの解像度、この場合DPIの意味での解像度であれば断然従来のデスクトップPCディスプレイよりも優れている。これはフォントのデザインなども含めてそのように思う。ただ、この辺とところ、フォントの問題は専門知識がないのでよくわからないのだが。

ここに来て改めてデスクトップ型ディスプレイの問題が浮き彫りにされて来たように思う。
筆者は特に眼に対する負担の面と、文章や画像で作業をする場合ならイメージの発想に及ぼすディスプレイの影響の面でこの問題をいつも考えている。

これらの点で、前回も述べたように従来のデスクトップ型ディスプレイに比べてタブレットPCやノートパソコンの方が優れた点が多いことは少しづつ明らかになってきたのではないかと思う。

眼の疲労に関しては眼の医学的に色々言われているが、どうも決定的な原因が良くわからない。しかしよく言われる発光画面の明るさや反射、チラツキなどもさることながら、画質、解像度、この場合絶対的な画素数のことではなく大きさに対する画素数つまり精細さ、DPIの重要性、あるいはフォントの滑らかさ、美しさがさらにもっと重要なのではないかということだ。

またこれも前回に触れたが、姿勢の問題もある。

だいたい、近距離で文字を読んだり文章を作成したりする場合に正面を向くというのは不自然なのである。画像の場合は必ずしもそうではないかもしれないが。このことについてはまた別の場所で検討してみたい。


現在、筆者にとって理想の次世代のPC環境は次のようなものと考えている。

1.メイン機をノートパソコンにする。ノートパソコンと同じような位置で使用できるデスクトップがあればその方が望ましい。但し17~19インチ程度の大きさで横長。今よりも解像度が高く画素数も多いパネルとシステムが欲しい。できれば今の携帯やスマートフォンと同じくらいのDPIが欲しい。

2.メイン機にUSBで1台か二台のあまり大きくないデスクトップ型ディスプレイを接続してマルチディスプレイにする。これは上下位置を可能な限り広く調節できるものが望ましい。

3.タブレットPCや電子書籍型端末の必要な台数を追加する。


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